余った正月の鯛の活用の仕方

正月の祝の膳に、ブリやカニなどを祝いの魚として並べる地域もあるかもしれませんが、
やはり尾頭付きの鯛を並べるご家庭も多いと思います。

けれども、現在正月料理も様々で、賑やかになると、
実際には、焼いた鯛にシミジミと箸をつけて、
味わうということはあまりないと思います。

また、正月や祝の席の鯛は、めでたさを皆で寿ぐ意味もありますし、
神事と関係して捧げる意味もあるかと思いますので、
箸をつけて味わうということは二の次となるかと思います。

大抵は、多少箸がつけられてそのまま残るかと思います。
しかし、適当に食べ散らかすには、あまりにも勿体ない話です。
骨も多い魚ですし、確かに子どもや高齢者には面倒な魚かもしれません。
でも肉も魚も骨の辺りが美味しいものです。
是非、正月の鯛は最後まで美味しく頂いてほしいものです。

我が家では、余った鯛は、綺麗に身を骨から外します。
そして残った頭や骨で出汁をとります。
この出汁で白米を炊き上げ、骨を取り除いた身を最後にまぜて、
「鯛めし」を作ります。
正月には三つ葉が出回りますので、三つ葉も一緒に混ぜ込みます。
炊飯器でもいいのですが、土鍋で炊くと、おこげが出来て、
これも実に味わい深いものです。
残ったら冷凍するなりしておけば、後で十分楽しめますよ。

どうぞ、最後まで正月の鯛を綺麗に頂いて新年を寿いで頂きたいものです。