お正月のにらみ鯛について

お正月に食べる鯛は、通常の鯛と違って、食べごたえがあるとかんじます。身もぷりぷりしていて、ほんのり旨味が凝縮されているのもあって、めで鯛といわれるのもわかる気がします。鯛の身をさらに鯛茶漬けにして食べるのも最高です。お寿司屋の鯛やお刺身の鯛のお造りなどの生モノも好きですが、お正月の鯛は焼いたものを食べるので、新年ならではの食べ方のように思います。にらみ鯛とよばれる、お正月やお祝いごとの贈りものとして、鯛の姿焼きが主流で、その場では食べないで飾り鯛としての役目を果たした後に食べます。

関西では、尾頭付きの鯛を塩焼きにして、三が日、愛でた後に、鯛を食べるといった風習があります。雑煮の味の種類なども地方によって、味つけや餅のかたちや具材など微妙に異なるようですが、こういった鯛の独特な食べ方も、節分の恵方巻のように関西特有だったとは知りませんでした。えんのだし茶漬けのお店で鯛茶漬けを食べた時に、お正月のにらみ鯛で作ったお茶漬けとは全然違うくらい美味しかったので、鯛茶漬けについて、だしなのか、鯛の味付けなのか、トッピング類なのか、そのあたりの味加減をもう少し学んでみたいと思いました。

友人の結婚式の引出物で、アップル鯛というのを頂き、それもなかなかよいアイデア商品だと思いました。鯛の形をしたアップルパイです。贈答用として、今どきの鯛に変わるスイーツでした。アップルパイは日持ちもするので、飾り鯛の意味もあり、持ち帰って、愛でた後に美味しくいただくかんじでした。